2014年6月9日月曜日

「一級建築士登録証明書」と「建築士 登録内容」



とある講習会を受講するに当たり、一級建築士免許証の写しの他に一級建築士登録証明書の添付が必要とあった。 

ところで一級建築士登録証明書って何? そんなの有るって知らなかった。

一級建築士の免許証偽装事件が有ってから出来た制度かと思いますが、本人が本当に一級建築士なのかを建築士会が管理しているデータベースで確認して、間違いないですと証明する公的な書類なのです。ややこしい事になりました、もっとも英語での証明書の発行もしてくれますからグローバルに活躍されている建築家の先生には必要な書類なのでしょう。またややこしいのがこの「登録証明書」の他に「建築士 登録内容」ってのが有るんです。

「一級建築士登録証明書」:一級建築士登録証明書は、建築士ご本人からの依頼により、ご依頼人が建築士法に基づく一級建築士名簿に登録されていることを証明するもの。

証明される内容

・氏名(フリガナ)

・生年月日

・登録番号

・登録年月日 など

発行のためには1.証明願い 2.免許証の写し 3.身分証明書の写し 4.手数料400円の定額小為替 5.返信用封筒 

和文サンプル:建築士登録証明書(一級建築士、構造設計一級建築士、設備設計一級建築士共通)



英文サンプル:一級建築士、構造設計一級建築士、設備設計一級建築士


次に
「建築士 登録内容」 : ※確認検査機関に、“建築士の登録を示すもの”として提出する書類は「登録証明書」ではなく、「建築士 登録内容」です。

「建築士 登録内容」には、閲覧項目である以下の内容が記載されます。

 ・登録番号、登録年月日

 ・氏名、生年月日、性別

 ・一級建築士試験合格年月、合格証書番号

 ・処分履歴

 ・講習履歴 

 ・構造・設備設計一級建築士証の番号、交付年月日等

⇒「建築士 登録内容」サンプル (建築士1名毎、A4版)

手数料  1通につき、400円(税込)(1名につき1通発行されます)
・返送料  510円(レターパック代) がかかります。

※日本建築士会連合会では、一級建築士についてのみ資格確認を行っています。

※二級建築士・木造建築士は、各都道府県もしくは、都道府県指定登録機関となっている建築士会にお問い合わせ下さい。

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