2012年7月26日木曜日

設備機器の修理代金って高くない?


洗面化粧台のサーモ水栓が壊れた場合、メンテナンスにいくら費用がかかるか想像つきますか?

先日、取り付けてから10年経った、セット価格17万円の洗面化粧台の水栓が壊れ交換を依頼した。

まずは私が訪問して器具の番号を写真に撮り、状況報告と共にメーカーに送る。

それに基づき見積書が提出される、機器の値段は定価

取り替え工賃は1万円程度、しめて4万強! これって理解出来ますか?

もし、特殊な水栓でなかったら、街の水道屋さんでも交換は可能だ。

いずれにしろ、設備機器は新しい物、特に水栓などは消耗品なので壊れた場合、交換可能なのか
代換え品で対応できるのか、でいくらかかるのかという視点でも、お客様が選択される時アドバイスが必要だと思う。

いつの間にか、家電製品は修理して長く使う物から、壊れたら買い換える物と変わってしまった。

家は、手入れして長く使おうという時代なのに

こんな事もあった、15-6年前電熱線埋め込み型の床暖房フローリングは5年で電熱線が切れた、すでにその商品は廃盤・修理不能!、結局使えないままになってしまっている。それ以来、電気式一体型床フローリングは絶対に使用しない事にした。

約20年前、時代はバブリーな頃、1セット500万以上もするユニットバスを設置したお客様の場合、水栓も照明の照度調整も全て電子制御それが、設置後10年経過した頃から、誤動作が続出するようになり、修理の連続。シャワーの水が止まらなくなり、元栓で締めたり、壁埋め込み型のテレビも制御不能になったりと、結局15年も経たないうちにシンプルなユニットバスに交換させていただいた。もちろん水栓はアナログに手で操作するタイプにした。怒るよ!
  
住宅の設備機器  室内で言えば、台所  洗面化粧台 ユニットバス 便器 換気扇。屋外では 給湯器(ガス エコキュート etc)など、デザインや機能性を追求するために消耗品である部品もオリジナルな物が開発されてきた。

何となく斬新で目新しく使いやすそうと思って選択するが、メーカー側は20年30年の部品保証はしていない。

もし部品があったとしても、交換には高額な費用がかかってしまうことを、頭に入れておかないといけない

PS.今回の事例は偶然?3件とも同じメーカーでした。

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