2011年12月27日火曜日

再開エコポイントの耐震改修は建築士の証明が必要

国土交通省は2011年12月1日、再開した住宅エコポイントの申請の手引きや申請書の記入見本などを、「復興支援・住宅エコポイント」事務局のウェブサイトで公表した。

新たに対象となる耐震改修のポイント発行に必要な書類が明らかになった。

リフォーム用のエコポイント発行・交換申請書の他に、「耐震改修ポイント発行申請書」と「耐震改修証明書」を提出する必要がある。

耐震改修証明書は、既存のエコポイント申請用の「性能証明書」や「施工証明書」と同様、工事がポイント発行の対象であることを証明する文書だが、発行資格者に違いがある。

既存の証明書では建材・設備のメーカーや施工者などだったのに対し、耐震改修証明書の発行資格者は建築士事務所に所属する建築士か登録住宅性能評価機関だ。

施工者が建築士事務所を兼ねていれば自社で発行できる。それができなければ、同機関か社外の建築士事務所に発行を頼むことになる。

いずれにせよ、住宅エコポイントでは初めて建築士の関与が制度化した。

エコポイントの既存の証明書には使用した建材や設備の製品名などを記入する欄があるが、耐震改修の証明書には設けられていない。

ポイントが発行される既存の工事、例えば断熱改修では、エコポイント事務局に登録された断熱材の製品を使う必要があった。

一方、耐震改修で接合補強金物などの製品を使用する場合には、そのような制約はない。

住宅の耐震改修で税制の優遇措置を利用するため、地方自治体や指定確認検査機関などに発行してもらった耐震改修証明書がある場合は、エコポイント発行の申請にも利用できる。

エコポイント専用の耐震改修証明書は不要になる。

なお、自治体による耐震改修の補助は対象の住宅を在来木造に限定する場合もあるが、住宅エコポイントでは構造や工法の制限はない。

新築時の着工時期が1981年5月31日以前で、断熱改修の際に行う工事によって耐震性能を現行の建築基準法に適合させるか、耐震診断の評点を1.0以上とする条件を満たせば対象となる。

ポイント発行の申請の受付開始は、2012年1月25日の予定だ。   

2011.12.06 ケンプラッツより

復興支援・住宅エコポイントウェブサイトはこちら → http://fukko-jutaku.eco-points.jp/

2011年12月16日金曜日

H23年度 長期優良住宅先導事業 改修部門にて最大200万円の補助決定

埼玉県住まいづくり協議会 が提案を行った、埼玉県の次世代へ繋ぐリフォーム「Re・ism」(リ・ズム)がH23年度 長期優良住宅先導事業 改修部門にて採択!されました。

今年度で最後となる本事業は、新築事業が無くなり改修部門であるリフォームのみでエントリーされる事となり、見事!採択される運びとなりました。

既存中古住宅を耐震・温熱改修を行い。新築工事に於ける長期優良住宅と同様な性能を持たせ、長寿命リフォームを行おうとい趣旨である。

住宅性能向上による改修にかかる費用の1/3、最大200万円の補助を受ける事ができる事業です。

当社も、この事業にエントリーすることが出来る、登録事業者になっています。

佐藤工務店はインスペクションから耐震診断・耐震設計・リフォームプランニング・施工と全て当社のみで行うことが出来る工務店です。

但しエントリー締め切りは平成24年3月末ですので、計画をまとめるのにはかなり忙しいかと思われます。

見えるところだけ奇麗にするリフォームじゃない、見えないところを強くする、性能向上リフォームをご希望される方は、早めに当社へお問い合せください。

2011年12月8日木曜日

iPhone 4Sのカメラが壊れた!

新品のスマートホン(iPhone4S)を購入し1ヶ月、落下や水没等の外傷なしに通常使用中、カメラの機能が使用できなくなってしまった。シャッターが下りたままの状態で映像が映し出されない状態。

このスマートホンに於いてカメラは重要な機能であり、至急使える様にしたかった。

サポートセンターに電話すると、色々操作の指示があり、2時間程もパソコンに接続し既存のデータをバックアップさせ、なんと購入時の初期化をさせられた。

初期化してカメラの機能が復活すればスマートホン本体の問題はなく私が入れたソフトのせいでカメラ機能が操作できなくなったのでそのままお使いくださいと言うことらしい。

しかしカメラの機能は復活しなかった、そこでやっと初期不良であると認め、修理の手続きをしますとのこと。

そのためには3通りの方法があり

1.近くのソフトバンクに行き代替え機を貸し出す、そして壊れた本体を宅配便で回収し調査修理の上返却する。

2.近くのAPPLE STOREに持ってきてくださいそうすれば新品と交換します。 

3.延長保証サービスに加入すれば、代わりの新品を送ります。但し2年契約で\7,800、1回のみのスポットであれば\3,400とのこと。

なんで初期不良の物を無条件で交換できないのか、1の場合は2回店舗に出向き、2回もデーターの移行処理を行わなくてはならない。

2の場合Apple Storeって銀座か渋谷に持って行かなければならない。

3の場合は先に新品を送らせて、故障品を返却しないごく一部の悪徳なユーザーを防止するための保険料の様な物だ。

いずれにしろ、壊れた新品に交換してくれ→→→お客様申し訳ございませんでした、すぐに交換させていただきます。とは行かないのがApple製品のようです。

スマートホンをパソコンに接続して、電話の指示通りステップバイステップで1時間も操作をしデータのバックアップ・初期化を行い、原因がソフトなのか器機自体の問題なのかを確認するなんて、実際どれだけの人が出来るんだろう?。  バックアップしたデータは代替え機が来たら今度は復元をしなくてはいけないし、どうしても復元できない設定もある

私の回りでもそんなこと出来る人はあまり見あたらない。

いずれにしろAppleは無条件で新品に交換すべきで販売店であるソフトバンクの店頭などで交換を受け付けるべきだと思う。

今回はなっとくできないが\3,400を支払うことになった。おかしくないですか?実際サポートの女性などは毎日何件もの同様のクレームを受けており、申し訳ありませんがお客様の方からも直接Appleのフィードバックへ投書しくださいと頼まれました。

これだけシェアの高い会社がこんなサポートなのか?アメリカの会社ってこんな物かなと落胆しております。

今後益々購入者が増えるとどの様に対処したらよいか迷う人も増えるだろうなと懸念いたします。

2011年12月1日木曜日

イルモド シーリング材・気密材

シーリング(コーキング)のバックアップ材かと思ったら

驚いた!

私が無知だったのか、3倍にも膨れて600paもの暴風雨にも耐えるシーリング部材だった。

輸入建材を扱うABC商会さんが紹介してくれた、実は私もこんな材料無いかと探していた。

気密性を高める部材として、ウレタンフォームやシーリング材に代わり耐久性・地震時の変形追従性がある気密材を探していた。

あとインセット型の耐力壁を組み込む場合の気密部材として、始めぺったんこ徐々に膨れて気密性を確保出来る材料はないかと探していた。

地下室などの止水に使う水で膨れて止水性を発揮するゴム見たいのは昔使ったことがある。

早速サンプルを頂いたので実験してみた、今回頂いたのは外壁目地用 イルモド600 目地幅7mm~12mm用で目地深さが15mm、20mmの2種類だ。

まず片面が強力なテープが貼ってある、仮止め程度と考えて良いのだろうが、接着力は高い。
長さ20mmほどに切断しどのくらい膨張するのかをためしてみた。




最初は厚さ7mm




約1時間経過後16mm





最終的には35mmまで膨張する



この材料がよいのはかなりの時間を掛けて膨張してくれる、さらに凸凹に合わせて隙間無くシーリングしてくれることだ。

実績もドイツ・EUで40年以上の実績がある製品である事は安心できそうだ。

但し、設計単価を見るとかなり高価である、そこがネックになりそうだ。

参考資料はこちら→ http://www.insulpak.net/catalog/illmod10.pdf