2010年11月23日火曜日

無料「わが家の耐震診断」 in 上尾消費者展

今年も、(社)埼玉県建築士会・(社)埼玉県建築士事務所協会が一緒に、第28回

上尾消費者展にて無料の耐震診断を実施いたします。









今年は11月26日(金)~28日(日)の3日間

私は、支部長と一緒に最終日28日(日)に参加いたします。

ご相談のある方は 有れば図面、間取り図(スケッチでも可能)を持参の上お越し下さい。

その場で簡易診断を行います。但し木造住宅で昭和56年(築29年)以前の建物が対象となります。

とき:  平成22年11月26日(金)13:30~15:00
     平成22年11月27日(土)  9:30~16:00
     平成22年11月28日(日)10:00~15:00 ※佐藤参加します

場所: 上尾市コミュニティセンター2階(上尾駅西口 徒歩10分)

     上尾市柏座4-2-3

診断料:無料です


 神戸の監察医の調査によれば、


阪神淡路大震災における神戸市の死亡者の92%は、

地震直後14分間に生じた建物倒壊による、

圧死・窒息死などでした。


防災対策でイメージされるものは何でしょうか? 

頭に浮かぶのは、水と乾パンなど非常食や防災グッズ、それから救助隊(自衛隊・消防隊)、救助犬etc・・・。しかし、監察医が調査した結果、阪神淡路大震災における神戸市内の死亡者の92%は、地震直後の14分間に自宅で亡くなっています。この事実は、大地震の防災対策が、先ず何をおいても、建物の倒壊を防ぐ、住宅の耐震化にあることを教えていないでしょうか?

阪神大震災の日時別死者数 (神戸市内の監察医検案分・『阪神淡路大震災誌』より)

1月17日 6時まで/2221人(92%)、12時まで/63人、24時まで/12人、 時刻不詳/110人

1月18日 5人
1月20日降5人
               “木の家”耐震改修推進会議より

2010年11月22日月曜日

鱒寿司

全国駅弁大会に必ず出てくる富山名物 鱒ずし  

あの丸っこいのが¥1,300 さすがになかなか手が出ない。

最近、コンビニのおむすびは、サンクスの鱒のすしに決めている。
1個¥140とお手軽にあの憧れの鱒ずしの味を楽しめる。

先日、スリーエフ(右)で同じような鱒ずしを買ってみた、いつものと食感が違う
なぜなら鱒の切り身が1段であった、サンクス(左)2段重ね、でもよく見るとサンクスのは薄く見える。

でも個人的には2段重ねが良い、かのセブンイレブンのは四角いがやはり1段また酢の調合も今一かなと思える。

......あくまでも私の好みで言っているだけですが。
そんなわけで何故かサンクスの▲の2段重ね鱒ずしにこだわる、売り切れているときはがっかりだ。

ちなみにいつも2個買ってしまう。

コンセプトハウス構造見学会御礼

2日間にわたり見学会にご来場いただきありがとうございました。

予約制にさせていただきましたので、ゆっくりとご説明させていただき、
実際見て・触れて・ヒノキの香りをお楽しみ頂けたこと、また等級3の構造体と
住宅構造研究所の制震装置 ガーデアンフォースなどもご覧になっていただけました。




なお見学は一般の方のみならず、工務店さん大工さんにもご覧になっていただけますので、
ご興味ございましたら、御連絡下さい。

2010年11月18日木曜日

コンセプトハウス構造見学会

なかなか工事が進まない 当社コンセプトハウス

担当棟梁も、増改築が入り、しばらくコンセプトハウスの工事には入れない。

週末は地域の行事も重なり構造見学会を開くことが出来ずにいましたが。

今週末に見学会を実施いたします。





佐藤工務店のコンセプトハウスとは

1.国土交通省の地域材活用木造住宅振興事業の趣旨に基づき、埼玉県産材・国産材・合法木材 を100%使用した自然素材の良さを体感出来る家。

2.展示場だからと過剰な予算を掛けることはしない、実際にオプションなしで提案できる、材料を使ったコンセプトハウスとする。木材は節のある材料を標準とする。

3.耐震性・断熱性に関しては最新の技術を用い、データを収集することにより、お客様によりメリットのある提案が出来る用実験を行う。

4.ハード面だけでなく、実際に100年間住まい続ける為のプランニングとライフスタイルの提案を行う、子供にも判りやすいように「絵本」を作成する。

5.地域に開けた場として活用してもらう、また住宅を構想しているお客様に、情報収集の場となるように、図書館・サロンの機能を持たせる。

まだまだ、たくさんのコンセプトがあります。是非御連絡下さい。

佐藤工務店コンセプトハウス構造見学会


明日より外壁レンガ工事開始します
日時: 2010年11月20日~21日  10:00~17:00 予約制

住所: 埼玉県上尾市東町1-2-13

ご希望の方はメール又は電話にてお問い合せください。
メールは office@satokomuten.com 電話は 090-3219-0610 まで

2010年11月17日水曜日

落語・講談 第3回つくね演芸会

久しくご無沙汰していた、ねぎぼうずさんに 寄ってみた。

いつもと同じように、おいしいお酒と、串焼きをいただいた。

来る11月28日(日)に上尾市谷津公民館にて第3回つくね演芸会が行われます。

既に第3回目の開催となるそうです。 

今回は落語と講談による話芸3本立て
若手3人にるライブの演芸会です、すごく楽しみです。

出演は 三遊亭橋也さん
     
     神田あおいさん  (上尾市在住)
     
     春風亭朝也さん の3方です。

チケット・お問い合せは 串焼き ねぎぼうず さんまでお願いします。
なぜ つくね演芸会なの と聞いたところ ねぎぼうずさんが企画しているので何となく つくね が付いたとか、しかしねぎぼうずのつくねは 美味い!!
思っただけで ヨダレが.........

断熱材が無い

断熱材が市場から消えてしまいました。

というのは大げさですが、どこに消えたものか、手に入りません。

特に、高性能のグラスウールは納期回答が得られず、たぶん今日現在発注しても年内納品無理ですとの返事が返ってきます。

佐藤工務店の家は基本外断熱なのでグラスウール系の断熱材は使用しませんが、グラスウール不足が外断熱に使う発泡系板状の断熱材に飛び火してきました。

住宅版エコポイント・長期優良住宅の普及で高性能断熱材の需要が増してきた為と思われます。

ただ、今年の夏頃から急激に増加したためどこのメーカーも生産ラインが間に合わず、この現象を察した大手ハウスメーカー等が大量にストックしはじめたこともあると思われます。

先月、1件新築物件でグラスウール断熱の工事があり、グラスウールの納期が20日かかりました。ラッキーですと言われました。

結果、工程には支障なかったのですが、担当棟梁と1週間現場空けるか?と話をしている矢先に納入されました。

私は、とある白いグラスウールを製造しているメーカーに抗議をしました。

納期も返答できないのはおかしいんじゃないかと、そうしたら先月末には、やっと各社ホームページにお詫びの文章が掲載されました。

メーカーも休日返上で生産しているのだと思います。

昔 消費税が3%から5%に上がると言うときに、同じような現象が起こりました。

着工件数の増加から、外壁のサイディングの生産が間に合わず、養生不足や強度不足の不良品サイディングが出回りました、また柄など指定できる状況でもなかった記憶があります。コーキング屋さんもひどく下手な職人(素人)がいた。

今回は完成してしまうと見えなくなってしまう断熱材が対象となりました、間違ってもスペック不足の断熱材が入れられたり、無断熱の家が出来てしまわないことを願います。 

今後の日本の家の仕様は大きく変化します、エコポイントが対象となる断熱等級4と言う仕様は、今はまだ特別扱いされていますが近い将来、建築基準法の改正と共に標準化されると思われます。

2010年11月7日日曜日

住宅セーフティーネット整備推進事業  

またまた、新しい補助金のお話です。

古くなってなかなかお客様の付かない、耐震性に問題がある、寒くて暑くてしょうがない等のアパートなどはこのチャンスを利用して改修工事を行ってみませんか。

ただし申し込みには期限がもうけられています。

応募・交付申請は平成23年3月31日までです。

補助事業を要約すると、賃貸住宅の整備を行う事で最大100万円の国庫補助を行う、住宅確保要配慮者の住宅を確保しようという事業です。

1.対象住宅

①1戸以上の空き住戸がある事(戸建て・共同住宅を問わず)
②その床面積は25㎡以上であること
③改修工事後も賃貸住宅である事

2.改修工事の内容

①耐震改修工事(現行の耐震基準を満たさなければいけないのでかなり工事費はかかる)
②バリアフリー工事(かなり緩い)
③省エネ改修工事(エコポイントの対象なる内容と同等なので緩い)
上記のいずれか含む工事を行う

3.改修工事後の用件  これ重要です!!

①工事完了後の最初の入居者住宅確保要配慮者とすること。
住宅確保要配慮者の入居を拒まない。
③地方公共団体等に要請を受けた場合は当該要請に掛かる者を優先的に入居させることにつとめる
住宅確保要配慮者とは:①子育て世帯 ②高齢者世帯 ③障害者等世帯 ④収入が214,000を超えない者

4. 補助金の額

改修工事費の1/3 ただし空家戸数x100万円を限度とします。

たとえば:1戸のみ改修するとして工事費が300万円とすると1/3の100万円が補助金として支給を受けることが出来るということになります。

現行の基準法に適合させるための、耐震改修を主要件として申請する場合は規模にも依るがかなりの費用が発生します。

ただし現時点でははっきりとは分からないが、国庫直接補助の耐震補強に対する補助金を受けられれば負担は減少します。

また、耐震補強をメインの用件とせず、バリアフリーまたは省エネルギー改修を主要件とし、併せて耐震補強を行うと言うことも可能です。

趣旨からして、あくまでも3つの要件のいずれかを含むとあるので①以外はたとえ少量の工事であっても良いわけで、現在の建物の寿命を延ばし、借り手に喜ばれるような改修工事の足しにすることが出来るということです。

工事費の1/3または1戸100万円を上限とする補助金はオーナーさんにとっても魅力的な制度だと思います。

2010年11月3日水曜日

とちぎ材ビジネスマッチング交流会

数ヶ月前に栃木県林業振興課から封書が届いた

栃木県の製材所・木工所と他県の木材を扱う方々とのビジネス交流会を開きたいとの内容だったと思う。

ちょうど我が社も地域材を使用した国交省の補助金を受けたコンセプトハウスを建設中のため、埼玉県内では調達しきれない地産の資材に困っていた。

まずは 栃木県環境森林部林業振興課の大野さんより 栃木産の杉の梁材の品質・強度と設計に当たってのスパン表の説明があった。

これにはビックリした埼玉県産材の梁材を探していたが、私のお付き合いしている材木屋さんルートからも調達できず困っていた。

膨大な量のサンプリングと強度試験によるデータにもとずいた、スパン表が提供された。

二宮木材㈱さんでは、6m以内であれば、各梁背の乾燥梁材がストックされていてスパン表に依れば米松と比較しても1分(約3cm)のサイズアップをすれば問題なく使えることが分かった。





続いて栃木県内の林業・製材・材木商 12社が自社の得意分野の説明をされた、今回来られた各社とも非常に興味深い話をお聞きすることが出来た。

山で何が起きているのか、製品としてどのように流通させたらいいのか、

また各社とも魅力ある製品をもたれていた、前出のとちぎ材のスギ平角、もちろんしっかりと乾燥された物だ、私は木材の乾燥に対して非常に興味があった。

各社とも乾燥装置を持っていて、それぞれのノウハウで安定性のある製品を作られていることが分かった。

特に目から鱗だったのが、益子林業さんのアンダー8と銘打った床材シリーズだ、今まで私の知っている限りスギ材で8%の含水率まで下げた製品があることを知らなかった、むしろスギは無理だと思っていた。

でもこの製品,木材の平衡含水率が10~12%と言われているところを、一旦8%以下に落としてから10%まで戻らせるという発想だ、アンダー8というネーミングの意味がやっと分かった。

スギ材のみならず少々高価ではあるが地松(国産の松)のフローリングももちろんアンダー8で作っている。

最後に懇親会が行われたが、個人的に深く掘り下げたお話を聞くことが出来、おいしそうなお料理が沢山あったが、食べる暇もなく終了してしまった。

次回の開催が待ち遠しい。

それと今回、呼ばれた県外企業がどのようにして選ばれたのかが分からない。

大手ハウスメーカー・商社が殆どで、たぶん私の会社のような小企業は1社だけだったのではないだろうか。


もっともっと、工務店や設計事務所の方々が参加されることは、木材をふんだんに使う設計事務所・工務店にとって非常にプラスとなるだろうと思った。

ところで、埼玉県もこの様な実践的なマッチング交流会を開いて貰いたい。

4~5年前に埼玉県主催の「埼玉の木の家コーディネータ」の講習を3日も掛けて受講したが、いざ材木・製品の流通など実践的な話が乏しかった。

実際 県産材100%のモデル住宅を造ろうと思っていたが、材料が揃わないこと(現実的ではないこと)がわかった。

でも、栃木県同様、埼玉県でも流通させようと頑張っている業者さんも多いと思いますが、知ることが出来ないのも事実である。

最後に林業家達が言っていたことは、○○県認証木材等のくくりってあんまり意味がないんじゃないかって、言っていた。

日本列島北から南まで環境が違い同じ杉・桧 土地によりかなり個性はある、しかし山は線引きするものじゃない、
それより国産材というくくりで、もっともっと国産材の需要を増やすことが重要じゃないかと言っていた、私もそう思う。

とちぎ材ビジネスマッチング交流会

平成22年11月2日
芝 メルパルク東京